サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)、アルゼンチンが決勝でフランスをPK戦の末に破り、36年ぶり3度目の優勝を果たした。母国はお祭り騒ぎとなっているが、現地時間20日の火曜日が急きょ、国民の祝日になったと米メディアが報じている。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のサッカー専門ツイッター「FOXサッカー」は「W杯優勝を祝福するためにアルゼンチン(政府)は明日を祝日にすることを宣言した」と速報した。
また米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のベン・ジェイコブズ記者も「アルゼンチン代表のW杯優勝を祝福するために、アルゼンチン政府は火曜を祝日にすることを認めた」とツイッターで伝えた。
今大会では、11月22日のグループリーグでアルゼンチンを2-1で破ったサウジアラビアも、サルマン国王が翌23日を祝日とすることを発表して話題となっていた。ジェイコブズ記者は別の投稿でも「サウジアラビアに衝撃的な敗北を喫し、国王から祝日を宣言されることから始まったアルゼンチンのW杯。そして今アルゼンチンのファンは紆余曲折を経て、自分たちの祝日を獲得し、自分たちで祝うことができる」と記していた。
アルゼンチンはフランスとの決勝で、スターFWリオネル・メッシが2得点の活躍を見せるも、相手の怪物FWキリアン・エムバペもハットトリックを達成するなど、3-3の同点で延長戦でも決着がつかず。その後のPK戦を4-2でものにし、メッシがMVPに輝いていた。