中国宵財政相 マクリ大統領と会談

2018/02/02
 (中国国際放送))
肖捷財政相は30日午前、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでアルゼンチンのマクリ大統領と会談しました。

 会談に臨んだ肖財政相は、習近平主席のあいさつと祝福を伝えるとともに、「両首脳はここ2年間、3回にわたって会談し、両国の互恵協力をめぐって多くのコンセンサスを形成している。これは両首脳の両国関係推進に対する重視の程を物語るものだ。中国はアルゼンチンと共に、両国の全面的戦略パートナー関係のさらなる発展の後押しに努めていく」と述べました。

 また、肖財政相は「両国は貿易と投資の自由化や利便化を謳っているほか、発展理念にも共通点が多く、双方の協力には明るい未来があると考えている。中国はアルゼンチンと共に、両首脳が形成したコンセンサスに則り、原子力発電など重要な大型協力プロジェクトを実行に移すと共に、新たな協力分野を開拓し、協力の新たな目玉を作り上げたい。双方は財政経済分野での協力を強め、共同発展の素地の構築に励むべきだ」と述べました。

 これを受けて、マクリ大統領は「肖財政相の訪問を歓迎する。アルゼンチン政府は、中国との協力関係をより緊密にし、財政、租税、経済貿易、大型プロジェクトにおける協力を拡大していけるよう希望している。今年のG20の議長国として、アルゼンチンは自由貿易と多国間主義の原則を堅持し、中国を含むG20加盟国のそれぞれの国と共に、サミットがより多くの成果を収められるよう後押ししていきたい」と述べました。(殷、む)
投稿者 荒尾保一