アルゼンチンでは6月16日から20日にかけて、豊富なリチウム資源を有するフフイ州で先住民などによる大規模な抗議デモが発生した。6月15日にフフイ州の制憲議会が承認した同州の憲法改正がきっかけで、デモ隊が警察と衝突し、多数の逮捕者と負傷者が出た。デモの原因は、憲法改正の内容が、土地の所有権を証明できない先住民が、リチウムなど鉱物資源の開発によって土地を追われる可能性を想起させたことだ。そこに、教職員組合よる賃金改定の要求も加わり、デモが大規模化した。
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投稿者 宍戸和郎