[ロイター 25日] – 中南米金融市場では、域内株式が総じて下落した。ただ、アルゼンチン株式市場は逆行高となり、史上最高値を更新した。週間では、株式・通貨とも小幅上昇した。

MSCI中南米株価指数(.MILA00000PUS)は0.6%下落。ブラジルのボベスパ指数(.BVSP)の0.8%下落が響いた。

一方、アルゼンチンのS&Pメルバル指数は4.3%上昇し、過去最高値を更新した。同指数は週間で42%の上昇を記録する勢い。

ミレイ次期大統領は選挙公約を継続し、中央銀行の廃止は「譲れない問題」だと述べた。

MSCI中南米通貨指数(.MILA00000CUS)はほぼ横ばい。週間では0.4%の上昇となった。

コロンビアペソは0.7%上昇し、域内で最も好調なパフォーマンスを示した。

メキシコぺソは0.4%上昇、ブラジルレアルは0.1%上昇、チリペソは0.2%上昇した。

投稿者 宍戸和郎