[ロイター 10日] – アルゼンチンは440億ドルの金融支援を巡り国際通貨基金(IMF)と合意に達し、予想を上回る47億ドルの融資実施に道が開かれた。IMFが10日発表した。
リバタリアン(自由至上主義)であるミレイ大統領の新政権は金融支援の第7回審査実現と新たな債務返済資金の調達に向け先週からIMFと協議を進めていた。前政権は金融支援の条件として約束した複数の経済関連目標を達成できず停滞に陥っていた。
IMFは「マクロ経済の安定を回復し、現行の支援プログラムを再び軌道に乗せるための一連の政策強化について合意に達した」と発表した。数週間内にIMF理事会に諮られる見通し。
アルゼンチンのカプト経済相は、合意内容は新しいものではないが、IMFが新たな債務関連プログラムと追加融資に前向きだと述べた。
投稿者 宍戸和郎