[ロイター 20日] – アルゼンチンのカプト経済相は19日、2月のインフレ率は前月比で20%よりも10%に近い水準になるとの見通しを示した。
同国インフレ率は前年比で254%に上り、前月比でも25%を超えていた。
カプト氏は地元のチャンネルLN+で「数字の先取りをしたくはないが、インフレは(アナリストの予想より)早く鈍化している」と述べた。
同氏はインフレ率について、通貨ペソの54%切り下げ、エネルギーと輸送に対する補助金削減、増税を含む政府の措置による効果が表れると予想。「2月は大幅な鈍化が見られるだろう。現在われわれが実施している財政・金融引き締め措置の結果だ」と述べた。
投稿者 宍戸和郎