[ロイター 22日] – アルゼンチンのミレイ大統領は22日、政府が公共支出制御に成功しており、経済見通し改善の鍵と位置付ける第1・四半期の財政黒字が実現したと強調し、昨年12月の就任時に公約した経済の「ショック療法」が機能しているとの見方を示した。
テレビ中継された演説で「われわれの計画は機能している。状況が困難なことは承知しているが、既に半分以上の道のりをこなしている」と述べた。
ミレイ氏は、3月の財政収支が2750億ペソ(3億1540万ドル)を超える黒字となったと発表。また、第1・四半期は2008年以来の財政黒字となり、その額は対国内総生産(GDP)比で0.2%だったと述べた。
ミレイ氏は「われわれは継承した地獄からこの国を脱却させるため、あらゆる措置を取っていく」と訴えた。
投稿者 宍戸和郎