[IMF NEWS & SOCIAL ROUNDUP 11日 仮訳] – アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、IMFからの融資契約を事前承認する大統領令を発布し、同大統領の経済計画に不可欠な待望の契約締結が間近に迫っていることを示唆した。
FT紙が報じたところによると、この政令は、2021年に制定された法律に明記されている、政府がIMFからの新規または拡大融資について議会の承認を求めるというアルゼンチンの法的要件を満たすものだと大統領府が述べている由。
アルゼンチンのIMFとの直近の合意-2018年融資の2022年借り換え-は、2021年法の下で議会の両院による承認を得るための激しい戦いに直面した。
この行政命令は、議会の両院が否決した場合のみ覆すことができるもので、交渉がまとまればいつでもミレイ政権が協定に署名できるようにすることを目的としている。政府関係者は、4月末までに協定をまとめたいと述べている。

投稿者 宍戸和郎