[ロイター 8日] – 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は8日、ロイターに対し、アルゼンチンへの支援策を策定するため、米国、世界銀行、米州開発銀行と緊密に協力していると語り、この問題についてはまもなく決定されるとの見通しを示した。米国が特別引出権(SDR)をアルゼンチンに融資することも選択肢の一つだと述べた。
ゲオルギエワ氏は、IMFは「非常に、非常に長い間」アルゼンチンと関わってきたが、ミレイ大統領率いる現政権は改革を実施し、インフレを押し下げ、民間部門に好まれる規制体制を構築するために断固とした行動を取ってきたと指摘。「これは最初のプログラムではないが、楽観的な見方をすれば、これがアルゼンチンに対するIMF最後のプログラムになるかもしれない」と語った。
投稿者 宍戸和郎