[ロイター 11日] – アルゼンチン国家統計センサス局が11日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、前月比2.5%上昇と10月の2.3%から伸びが加速し、4月以来の高水準となった。アナリスト予想は2.4%上昇だった。
住宅、公共料金、肉など食品の価格上昇で前月比・前年比ともに押し上げられたが、アナリストらはインフレは年内に鈍化するとみている。前年比上昇率は31.4%。アナリストらは30.9%に鈍化すると予想していた。ただ、前年比インフレ率は今年おおむね低下傾向を維持しており、昨年12月に記録した117.8%から大幅に縮小している。
カプート経済相はXへの投稿で、インフレ率を2023年12月の前月比25.5%から抑制した政権の進展を称賛。「財政・金融規律により、選挙前数カ月の貨幣需要減による影響を緩和し、経済成長を維持することができた」と述べた。
ミレイ大統領は厳しい緊縮財政によって就任当時に世界最高水準だったインフレ率を抑制。この政策については、年金受給者、教育、障害者への影響を理由に反対派から批判があったものの、10月の中間選挙ではミレイ氏が圧勝した。11月は、住宅、燃料、公共料金の価格が3.4%と最も大きく上昇し、次いで交通と食料が大きく上昇した。
投稿者 宍戸和郎
