[ロイター 20日] -アルゼンチン国家統計局が20日発表した第4・四半期の経済成長率は前年同期比マイナス1.4%で、アナリスト予想をやや上回ったものの3四半期連続のマイナスとなった。

前期比ではマイナス1.9%だった。
中核産業である農業のほか、鉱業、接客業は業績が良く、製造業、小売業、公益事業、金融部門と投資はマイナスとなった。
2023年通年ではマイナス1.6%だった。
ミレイ大統領は昨年12月の就任以来厳しい緊縮財政を実施。市場の浮揚と国庫の収支改善につながっている。一方で、生産、消費、経済活動に関する統計の速報値は、年初の経済が景気後退(リセッション)に突入した公算が大きくなったことを示唆している。
投稿者 宍戸和郎