[ロイター 26日] – アルゼンチン政府は26日、食肉加工用の生きている牛の輸出を許可したと発表した。同国は50年以上にわたり、畜牛の輸出を禁止していた。農業省高官は、今回の輸出許可について、ミレイ大統領の規制緩和政策に沿ったものと説明した。
ミレイ政権は先月、輸出促進に向けた取り組みの一環で、穀物とその派生品の輸出に対し、5カ月間の減税措置を決めた。公式統計によると、昨年の牛肉輸出は10%増の約93万5000トンで、約100年ぶりの高水準を記録した。このうち70%近くは中国向けだった。
投稿者 宍戸和郎