[IMF NEWS & SOCIAL ROUNDUP 20日 仮訳] – アルゼンチン中央銀行と米財務省は200億ドル規模の通貨スワップラインに合意したとブルームバーグが報じた。これは日曜日に迫った重要な中間選挙を控えたハビエル・ミレイ大統領に対する重要な信任投票となる。
アルゼンチン金融当局が本日発表したこの合意は、同国の物価安定維持と持続可能な経済成長促進を目的としている。協定は二国間スワップ取決めの条件を定め、アルゼンチンの国際準備資産の流動性を強化する。
一方、フィナンシャル・タイムズ(FT)は、アルゼンチンペソが今月初めに米財務省が買い入れを開始する前の水準を下回ったと報じた。これはトランプ政権の金融支援が通貨下落を食い止められていないことを示す兆候だ。ペソは本日の早朝取引で対ドル1ドル=1,476ペソと前日比ほぼ1%下落し、新たな日中安値を更新した後、下落幅を縮小した。この水準は4月に導入された為替相場帯の下限に迫っている。

投稿者 宍戸和郎