[ブルームバーグ 21日] – 20日の金融市場で、米国上場のアルゼンチン企業の株価が大幅に上昇。前日の大統領選決選投票で、リバタリアン(自由至上主義者)のハビエル・ミレイ下院議員が予想以上の差を付けて対立候補に勝利したことが好感された格好だ。
石油会社YPFの米国預託証券(ADR)は一時43%高と急伸。日中取引ベースで上場後最大の上昇率を記録した。インフレ率が140%に上り低迷する同国経済を、アウトサイダーのミレイ氏が好転させてくれるとの期待が背景にある。アルゼンチン市場はこの日、祝日のため休場。
投稿者 宍戸和郎