アルゼンチン政府は、要旨下記のとおりの債務再編案を決定し、債権者との協議に入ることとなった。
1) 総額662億米ドルの外債に関し、元本の5,4%(36億ドル)、金利の62%(379億ドル)を削減する。
2)元利につき3年間の猶予期間を置き、2020年より2023年までは一切の支払いは行わず、2023年に、初年度利率0,5%
その後毎年平均2,33%まで上昇するクーポンに交換する。
3)パリクラブに対し、21億ドルの支払いを1年間猶予する。
4)IMFに対し、440億ドルの債務のうち、弁済期限の到来する80億ドルの1年間の支払い猶予を要請する。
投稿者 荒尾保一