[外務省 29日] – 8月29日、午後4時5分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のサンティアゴ・アンドレス・カフィエロ・アルゼンチン共和国外務・通商・宗務大臣(His Excellency Mr. Santiago Andrés Cafiero, Minister of Foreign Affairs, International Trade and Worship of the Argentine Republic)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、カフィエロ外務・通商・宗務大臣の初めての訪日を歓迎しました。また、本年、日・アルゼンチン外交関係樹立125周年を迎えたことも踏まえ、「戦略的パートナー」であり、リチウム等の重要な鉱物資源を供給するアルゼンチンとの関係を強化したい旨述べました。
- これに対し、カフィエロ外務・通商・宗務大臣から、資源を含め両国関係の一層の強化に向けて取り組んでいきたい旨述べました。また、今般開始したALPS処理水の海洋放出に関し、岸田総理大臣から、IAEAの包括報告書における評価にも言及しつつ日本の立場を説明し、先方から、日本の対応への理解と支持が示されました。
- 両者は、核軍縮、気候変動など、国際場裡における様々な課題について、連携して取り組んでいくことで一致しました。
投稿者 宍戸和郎