[ロイター 26日] – アルゼンチンのミレイ次期大統領は26日、ブラジルのルラ大統領に12月10日の就任式に招待する意向を伝えた。
ミレイ氏はルラ氏宛ての書簡で、ブラジルとの貿易分野などでの実績を引き合いに出し、「補完的な分野」を共有し続けることで両国の「成長と繁栄」を達成したいと強調した。
ミレイ新政権で外相への就任が有力視されるディアナ・モンディーノ氏が訪問先のブラジルでビエイラ外相と会談し、ミレイ氏の書簡を手渡した。
ミレイ氏は選挙活動中にルラ氏に対する批判的な発言を繰り返していたが、態度を軟化させている。
モンディーノ氏はビエイラ氏との会談後、「われわれは兄弟国であり、これからもそうあり続けるということが主なメッセージだ」と記者団に説明した。
ブラジル政府によると、モンディーノ氏は会談で両国関係や南米南部共同市場(メルコスール)と欧州連合(EU)の交渉などについても協議した。
投稿者 宍戸和郎