“やられっ放し”ではいられない、住民たちの無謀にして最高の大逆転痛快リベンジ劇『明日に向かって笑え!』8月6日公開公開決定 (C)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.

“やられっ放し”ではいられない、住民たちの無謀にして最高の大逆転痛快リベンジ劇『明日に向かって笑え!』8月6日公開公開決定 (C)2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.
 『第82回アカデミー賞』外国語映画賞受賞作『瞳の奥の秘密』(2009年)の脚本家エドゥアルド・サチェリ、主演リカルド・ダリンが再びタッグを組み、本国アルゼンチンで2019年に動員No.1の大ヒット、さらに『ゴヤ賞』最優秀スペイン語外国映画賞等数多くの映画賞にも輝いた痛快リベンジストーリー『Heroic Losers(英題)』(『La Odisea de los Giles(原題)』)が、『明日に向かって笑え!』の邦題で、8月6日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ(東京)ほか全国で順次公開される。

【画像】映画『明日に向かって笑え!』場面写真

アルゼンチンから届いた、史上最も元気にさせてくれる、無謀にして最高の大逆転痛快リベンジ劇。2001年、アルゼンチン。隣人たちとの温かなつながりが残る寂れた小さな田舎町。放置されていた農業施設を共同で復活させるため、元サッカー選手のフェルミンら住民たちは貯金を出し合うことに。しかし現金を銀行に預けた翌日、金融危機で預金は凍結。しかも、この状況を悪用した銀行と弁護士に騙し取られて無一文となり、絶望のどん底へ。だが嘆いていたって始まらない! 盗まれた財産を奪還して暮らしと夢を勝ち獲るべく、庶民軍団の奇想天外なリベンジ作戦が始まった。

本作は、実際に起きた2001年のアルゼンチン金融危機、債務不履行(デフォルト)を背景に、『瞳の奥の秘密』やアスガー・ファルハディ監督『誰もがそれを知っている』(18年)の名優リカルド・ダリンらアルゼンチンの実力派俳優が集結し、人生最大の危機にも“やられっ放し”ではいられない気概をもった住民たちを個性豊かに体現。現実の鬱憤を晴らす痛快な物語は、2019年『トロント国際映画祭』、『サン・セバスティアン国際映画祭』に出品され、「小さな町の人々によるアルゼンチン版“オーシャンズ11”誕生」(Variety)、「最後まで目が離せない驚きと楽しさ!」(Hollywood Reporter) と絶賛された。

日本版ポスターは、アルゼンチン共和国の国旗にある太陽をイメージし、黄色を基調に本作のポジティブ・パワーを表現。そして米ドル札が舞い散る中、主人公フェルミン(リカルド・ダリン)とその妻、そして隣人のタイヤ修理店主アントニオが並び、その背後には彼らの夢と財産を奪った弁護士の姿が。コピーにある「人生の大逆転。」を目指し、 “おじさん”主人公たちは、どんなリベンジ作戦に挑むのか。不況も不安も笑い飛ばす元気をもらえる映画が情熱の国アルゼンチンからやってくる。

投稿者 荒尾保一