[ロイター 27日] – アルゼンチン国家統計局(INDEC)が27日発表した1月の経済活動指数は前年同月比6.5%上昇した。3カ月連続のプラスとなり、前年比としては2022年半ば以来の高い伸びとなった。昨年12月改定値の6%とロイター調査によるアナリスト予想の4.7%をともに上回った。上昇した10部門のうち、主に金融仲介、卸売、小売、修理部門が押し上げた。
アルゼンチン経済は、ミレイ大統領の厳しい緊縮財政措置で大きな打撃を受けたが、ここ数か月は回復の兆しが見られる。1月の経済活動指数は前月比では0.6%上昇と4カ月連続で伸びたが、前月改定値の0.8%上昇からはやや減速した。
投稿者 宍戸和郎