[ロイター 30日] – アルゼンチン国家統計局(INDEC)が30日発表した4月の経済活動指数は前年同月比7.7%上昇し、約3年ぶりの大幅な伸びとなった。3月の5.4%と、ロイター調査によるアナリスト予想の6.6%をともに上回った。大半の部門が拡大し、金融の28.4%増と建設の17.1%増がけん引した。前月比では1.9%増だった。
リバティ・アンド・プログレス財団のチーフエコノミスト、エウゲニオ・マリ氏は「4月のデータは回復傾向の持続を示している」と述べ、3月の減少は「明らかに、国際通貨基金(IMF)との合意に至るまでの不確実性に伴う一時的なものだった」と指摘した。
投稿者 宍戸和郎