[ロイター 11日] – アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前月比4.2%上昇し、前月から伸びが加速した。アナリストは3.9%に鈍化すると予想していた。
前年比では236.7%上昇し、なお世界最高水準。ロイターがまとめた予想の235.8%も上回った。
INDECは、前月比のインフレ加速は生活費、公共料金、教育、輸送費用が押し上げたと分析した。
前月比インフレ率は5月から4%前後で推移している。
一方、最近の調査によると、コスト高騰により今年の貧困率は少なくとも20年ぶりの高水準に達している。
投稿者 宍戸和郎