マッサ経済相は、12日午後、IMFのクリスタリナ・ゲオルゲオワ専務理事と会談、アルゼンチンは、IMFと合意したプログラムを順守すると約束した。同時に今後数日のうちに、IMFとの合意の第2次レビューが行われ、15日の理事会で承認される見通しであると述べた。

他方、ゲオルギオワ専務理事は「マッサ大臣とは非常に前向きな会談をし、1週間にわたる技術チーム間の生産的でプロフェッショナルな会議の後、非常に前向きな会談をした。我々は、複雑なグローバルな状況によっても影響を受けるアルゼンチンの脆弱な経済・社会情勢について意見交換を行った。我々は、ロシアのウクライナ侵略が世界経済と原材料価格に与える影響、そしてその結果として多くの発展途上国における財政と国際収支の影響について議論した」報道機関に公開されたテキストで述べた。

また、マッサ経済相は、公式に発表されていなかったが、米国のジャネット・イエレン財務長官と会談した。この会談で、イエレン財務長官は、マッサ経済相に「信頼性を再構築し、市場を安定させ、持続可能な成長の基礎を築くため必要な改革を行うことを期待すると述べたという。

(IMFとの会談)

投稿者 荒尾保一