[IMF NEWS & SOCIAL ROUNDUP 18日 仮訳] – ハビエル・ミレイ大統領は、ドナルド・トランプ次期米大統領が、南米の大国アルゼンチンの自由市場改革を後押しするだろうと語った。WSJとのインタビューでミレイ氏は、トランプ氏はアルゼンチンがIMFから数十億ドルの新規融資を受けることを支持する可能性が高いことに賭けていると述べた。
ミレイ氏はまた、トランプ次期大統領が中国、カナダ、メキシコに関税をかけると公言しているなかでも、アルゼンチンとの自由貿易協定を交渉する方向に傾くだろうと予想している。「アメリカはアルゼンチンが信頼できるパートナーであることを知ったのだから、その可能性は高いと思う」とミレイ氏は述べた。また、「我々は戦略的同盟国だ」とも付け加えた。
それとは別に、ブルームバーグが報じたように、アルゼンチン政府は銀行に対し、より多くの分野へのドル融資を拡大するよう働きかけている、とルイス・カプート経済相がブエノスアイレス証券取引所の非公開イベントで語った。二つの情報筋によると、カプート大臣は企業への融資や住宅ローンをアメリカ通貨で提供することを望んでいるという。
投稿者 宍戸和郎