[人民網日本語版 6日] – 中国とアルゼンチンが先ごろ、「中華人民共和国政府とアルゼンチン共和国政府の『一帯一路』建設の共同推進に関する協力計画」に調印したことについて、外交部(外務省)の汪文斌報道官は5日の定例記者会見で次のように説明した。
昨年2月、中国とアルゼンチンは「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設覚書に調印し、アルゼンチンが「一帯一路」イニシアティブに正式に参加した。今回中国とアルゼンチンが「一帯一路」建設の共同推進に関する協力計画に調印したことは、両国の戦略的連携及び各分野での実務協力の深化にとって重要な意義を持ち、中国とラテンアメリカ・カリブ海地域諸国の「一帯一路」共同建設協力の深化・着実化をさらに後押しすることにもなるだろう。
習近平国家主席が「一帯一路」共同建設イニシアティブを打ち出してから、今年で10年になる。中国と中南米諸国の「一帯一路」共同建設協力は双方の人々により素晴らしい生活をもたらし、両大陸をより緊密に結びつけてきた。
現時点で、中国との「一帯一路」共同建設への中南米の参加国は21ヶ国にまで拡大している。中国は10年連続で中南米にとって第2の貿易パートナーの地位を維持している。昨年、中国・中南米間の貿易総額は過去最高を塗り替えた。
我々は、「一帯一路」共同建設が後押しする中、平等、互恵、革新、開放、そして人々に恩恵をもたらす新しい時代の中国・中南米関係は深まり続け、太平洋を越えた友好協力の道はますます広がっていくものと信じる。
投稿者 宍戸和郎