[ブエノスアイレス 12日 ロイター] – アルゼンチン中央銀行は12日、政策金利のLELIQ金利を36%から38%に引き上げた。インフレ加速を受けた措置で、物価抑制のほか、ペソ建ての国内貯蓄を促進する狙いがある。

中銀は翌日物と7日物のリバースレポ金利も引き上げた。

10月の前月比物価上昇率は3.8%と、今年最も高い伸びを記録。ロイターがまとめたアナリスト予想の3.1%も上回った。新型コロナウイルス対応の封鎖措置の段階的な緩和が背景にある。

投稿者 荒尾保一