アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は、ブエノスアイレス首都圏に導入したコロナ行動制限措置をさらに厳格化すると発表した。
4月15日に公布した必要緊急大統領令(DNU)241/2021号による、AMBAでの主な追加行動制限措置は以下のとおり。
○4月19日から同月30日まで、学校での対面授業を停止する。
○4月16日から同月30日まで、次の活動を停止する。
- 商業施設およびショッピングセンターの営業
- 屋内でのスポーツ、娯楽、社会、文化、宗教に関連する活動
- 午後7時から翌日午前6時までの商業店舗の営業
- 午後7時から翌日午前6時までの飲食店(レストラン、バーなど)の店内営業。ただし、デリバリーや持ち帰りサービスの提供は認める。また、午前6時から午後7時までは屋外席でのみ営業を認める(店内営業は禁止)。
○夜間外出禁止措置は午後8時から翌日午前6時までに時間帯を拡大する。
ブエノスアイレス市民は、特に学校の対面授業の停止に反対して市内各地で連日「鍋たたき」による抗議活動(カセロラッソ)などを実施している。ブエノスアイレス市政府も15日、今回の決定に関連して、連邦政府の事前の相談がなかったとし、「対面授業の継続は最優先事項だ」と強く抗議した。
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投稿者 荒尾保一