マッサ経済相は、就任直後、大豆の輸出に関し、公式レート(1ドル=143ペソ)では生産農家が輸出すると赤字となるため売り渋り、大量の大豆の在庫が生じていることに着目し、1ドル=200ペソの特別レートを適用する政策を発表した。この措置により、最初の1週間で、460万トンの大豆が輸出され、22億ドルの為替清算が行われた。9月中には59億ドルに達するのではないかととの推測も行われている。

穀物種出業者センター(Ciara-CEC)会長のグスタボ・イディゴラス氏は、過去10年間で最高の9月をもたらすだろうと期待を述べている。

投稿者 荒尾保一