(ロイター)
[ブエノスアイレス 25日 ロイター] – アルゼンチン財務省は25日、次期国際通貨基金(IMF)専務理事のクリスタリナ・ゲオルギエワ氏にとってアルゼンチンは「最優先課題」になるとの見解を示した。
財務省は声明で、ゲオルギエワ氏はこの日IMF本部でラクンサ財務相と会談し、「専務理事就任後の初協議はアルゼンチン当局者らと行いたい」と述べたと明らかにした。
その後ゲオルギエワ氏は、ツイッターにラクンサ財務相と和やかに握手を交わしている写真を投稿。「10月1日の就任にあたり、(アルゼンチン)当局と仕事をするのを楽しみにしている。アルゼンチンはIMFの重要な一員であり、われわれは(同国の)成功を望んでいる」とのコメントを添えた。
IMFの報道官はブエノスアイレスで記者団に、IMFはアルゼンチン支援に取り組んでおり、経済安定化に向け当局者らと協力していると説明。ただ、速やかな前進は困難な状況が続いていると述べた。
投稿者 荒尾保一