[ブルームバーグ 25日] – 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事とアルゼンチンのミレイ次期大統領が24日夜、初めて電話協議し、140%を超えるインフレ率や自国通貨安に見舞われる同国経済を巡り意見を交わした。
ゲオルギエワ氏はX(旧ツイッター)に「アルゼンチン経済が直面する大きな課題や必要とされる断固とした政策措置について話し合った」と投稿。IMFはインフレ抑制や財政の改善、「民間主導の成長押し上げ」に向けた取り組みを支持すると表明した。
一方、ミレイ氏もXへの投稿で、アルゼンチンが必要とする構造的な解決策を探る上でIMF側に支援の用意があるとし、ゲオルギエワ氏とは自身の財政調整計画や金融プログラムに関して話したことを明らかにした。
投稿者 宍戸和郎