シカゴ大豆相場 アルゼンチンの天候に注目
2018/01/21
【シカゴ時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の大豆先物相場は、1月の米需給報告を材料とした買いが継続し、堅調に推移しそうだ。乾燥懸念が強まるアルゼンチンの天候も注目される。
大豆先物相場は、需給報告で米国の単収予測が引き下げられほか、同国や世界全体の期末在庫見通しが市場予想を下回ったのをきっかけに反発。アルゼンチンの乾燥懸念も加わり、週末19日まで5営業日連続で値上がりした。
米商品先物取引委員会(CFTC)の取組高報告(16日現在)によると、ファンド筋による売越枚数は、大豆とトウモロコシがともに前週に比べ増加した。
19日の清算値は以下の通り。
トウモロコシ3月物=前週末比6.25セント高の352.50セント、大豆3月物=16.75セント高の977.25セント、小麦3月物=2.25セント高の422.75セント (了)
[時事通信社]
配信元:時事通信
投稿者 荒尾保一