アルゼンチンで1万人参加の盆踊り
2018/01/22
(NHK)
真夏を迎えた南米アルゼンチンで、日系人や地元の人たちおよそ1万人が参加した盆踊り大会が開かれ、参加者たちが1つの輪になって日本伝統の踊りを楽しみました。
この盆踊り大会は、首都ブエノスアイレス近郊の街、ラプラタ市にある日本語学校が毎年開いていて、会場のグラウンドには20日、日系人や現地に駐在する日本人の家族、それに地元の人たちなどおよそ1万人が集まりました。
集まった人たちは現地の日本人会の女性たちの踊りを手本にしながら、「東京五輪音頭-2020-」や「河内おとこ節」などの音楽に合わせて、会場に設けられたやぐらの周りを1つの輪になって楽しそうに踊っていました。
会場には焼き鳥などを販売する100以上の出店が並び、ことしは日本とアルゼンチンが外交関係を結んで120年となることから、日本大使館もブースを出して、うちわ作りの体験コーナーを設けるなど日本文化を紹介していました。
参加した22歳の現地の女子大学生は「日本の文化が大好きなのでずっと来たいと思っていました。さまざまな年代の人が集まって踊ることができる盆踊りは最高だと思います」と話していました。
投稿者 荒尾保一