サッカーの南米王者を決める「南米選手権」(6月13日開幕予定)は、当初アルゼンチンとコロンビアで共催の予定であったが、 コロンビアは、、4月下旬に始まった反政府デモの拡大を受けて連盟が断念を決めたため、南米サッカー連盟は、アルゼンチンに単独開催を打診していた。

しかし、南米サッカー連盟は5月30日、アルゼンチンでの開催を断念すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた対応であると思われる。

主催予定だったアルゼンチンでは、新型コロナの1日あたりの新規感染者数が5月27日に初めて4万人を超えた。連盟とアルゼンチン当局は、「厳格な感染防止策」を敷いて開催を目指すとしていたが、困難になったと判断したようだ。

このため同連盟は代替候補地を求めていたが、複数の海外メディアは、チリ及び米国を候補として報道していた。

しかし、5月31日、南米サッカー連盟は、「南米選手権」の開催地をブラジルに変更すると発表した。

投稿者 荒尾保一