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「コンドルは飛んで行く」の編曲音楽家死去

【8月27日 AFP】1960年代に南米アンデス民族音楽の曲「コンドルは飛んでいく(El Condor Pasa)」を編曲したことで知られる演奏家で作曲家のホルヘ・ミルチベルグ(Jorge Milchberg)さんが20日、フランス・パリで死去した。93歳。在仏アルゼンチン大使館が26日、発表した。

1928年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでポーランド人の両親の下に生まれ、55年からフランスに居住。クラシック音楽のピアニストでもあり、アンデスの伝統弦楽器チャランゴの演奏家としても世界的に知られていた。

 50年代にアンデス音楽グループ「ロス・インカス(Los Incas)」を創設。同グループが63年に編曲・録音した「コンドルは飛んでいく」は後に、米フォークロックデュオ「サイモン&ガーファンクル(Simon and Garfunkel)」が70年のアルバム「明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)」でカバーしたことで人気を得た。

「コンドルは飛んでいく」はもともと、1913年にペルー人作曲家ダニエル・アロミア・ロブレス(Daniel Alomia Robles)が書いた同名の音楽劇で、オーケストラ曲として作曲された。サイモン&ガーファンクルのカバーにより有名になると、多数のアーティストにより演奏され、中南米音楽が再注目されるきっかけとなった。(c)AFP

(ロス インカス)

投稿者 荒尾保一

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