アルゼンチンの証券監督当局はビットコイン(BTC)をベースにした先物指数を承認したビットコイン先物取引はMatba Rofex取引所で5月から開始される。同取引所によるとラテンアメリカ初のビットコイン先物指数になるという。

ビットコイン先物は国内通貨で決済され、取引者は銀行振込でアルゼンチンペソを預ける必要がある。

現在アルゼンチンは高いインフレに苦しんでおり、多くの市民がその影響を緩和するためにビットコインに頼っている。インフレが急上昇する中、同国のP2Pビットコイン取引量も新記録を更新した。

同国経済省が提案した最近の法案では、市民に暗号資産の保有を申告するよう促し税制上の優遇措置を提供している。これまでの数年間で、アルゼンチンは親仮想通貨的な姿勢をみせており、隣国の約2倍の暗号資産普及率を誇っている。

ビットコイン先物契約の承認は、バイナンスがアルゼンチンへの進出を発表したわずか1週間後に行われた。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

アルゼンチンにおける仮想通貨普及率。出典: Canva

投稿者荒尾保一