[ロイター 5日] – アルゼンチン中央銀行は5日、政策金利を35%から32%に引き下げることを決定した。
利下げは2023年12月にミレイ大統領が就任して以来8回目となる。中銀は声明で「インフレ率低下への期待が高まっている」と述べた。
ミレイ大統領は厳格な歳出削減を推し進め、インフレ率は低下した。ただ国内経済は景気後退(リセッション)に陥っており、貧困率も急上昇している。
この決定は中銀の市場予測調査発表直後に行われた。調査でアナリストは今年のインフレ率予想を引き下げ、年末までに118.8%になるとの見通しを示した。
投稿者 宍戸和郎