[ロイター 30日] – アルゼンチン中央銀行は30日、政策金利を300ベーシスポイント(bp)引き下げ、29%とすることを決定したと発表した。インフレ率の低下基調が続いていることが背景。インフレ鈍化に加え、通貨ペソの対ドル切り下げペースが減速することから市場では利下げが予想されていた。
クローリング・ペッグと呼ばれる制度でペソの切り下げペースは来週、月2%から1%に変更される。アルゼンチンのインフレ率は過去1年間に2桁から急激に低下している。昨年12月のインフレ率は前月比2.7%。昨年の年間インフレ率は約118%に鈍化した。
投稿者 宍戸和郎