[ロイター 27日] – アルゼンチン市場ではミレイ大統領が掲げる国営機関の民営化や投資促進策を含む幅広い改革法案に注目が集まっている。同法案は上院で修正され下院に戻される可能性が高く、最終的な承認が難航する恐れがある。

ミレイ氏が昨年12月に大統領に就任した後、同国の国債とアルゼンチンペソは数カ月堅調に推移していた。だがここ数週間は法案提出の遅れと政治的不透明感の高まりにより軟化している。
金融サービス会社UGバロレスのエコノミスト、ホアキン・マルケ氏は、「基礎」法案と税制法案が否決されれば、議会で多数派を獲得する政府の政治的弱さが明らかになると指摘。
「そうなればさまざまなマクロ経済状況が一段と不透明になり、経済回復が遅れ
ることになるだろう」と語った。
一方、コンサルタント会社のポートフォリオ・パーソナル・インバージョンズは「両法案に関する上院での前向きなニュースや、農業販売の増加」は非公式市場でペソの上昇につながる可能性があるとの見方を示した。
投稿者 宍戸和郎