(NHK)
東京オリンピックに向けた選手団の入国が本格化する中、茨城県境町で事前合宿を行うアルゼンチンの柔道女子の代表選手が2日朝、空港に到着しました。茨城県内で事前合宿を行う選手が到着するのは初めてです。
2日午前8時半ごろ、成田空港に到着したのはアルゼンチンの東京オリンピック柔道女子代表で、前回のリオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得したパウラ・パレート選手です。
2日から今月18日まで、茨城県境町で事前合宿を行う予定で、空港では同じ便で到着したガーナの選手団とともに飛行機を降り、一般の乗客とは別に、新型コロナウイルスの検査など入国に必要な手続きの受け付けを行っていました。
境町では、このほかにもアルゼンチンのほかの競技で事前合宿を行う代表選手など71人を受け入れる予定で、感染対策として、全員が貸し切りのホテルに宿泊することになっています。また、選手とスタッフの行動はホテルと練習場所の行き来のみに限定し、食事は町内の飲食店から取り寄せてホテル内で食べてもらうということです。
パレート選手は空港での検査を終えたあと境町に向かい、3日にも練習を始める予定だということです。