アルゼンチンの金融市場では、22日、いわゆる「ブルードル」が、1ドル=440ペソを超え、市場は緊張の度合いを強めている。これは、インフレの進行と、フェルナンデス大統領が次期大統領選に出馬しないとの決定に影響されたとみられている。

このため、政府の「大豆ドル」との格差も拡大し、輸出業者は、生産者から、輸出用大豆を購入できない状況にある。

政府は、穀物会社に大豆ドルレートによる決済をするよう圧力をかけているが、今週の動向が注目されている。

投稿者荒尾保一