[ブルームバーグ 29日] – アルゼンチンのミレイ大統領は、就任後わずか1カ月強で初のゼネストに直面する。同大統領が計画する経済規制の緩和、選挙制度の改革、社会的セーフティーネットの縮小に対し、同国の有力労組が全国的な抗議活動を呼びかけた。

アルゼンチンで最も歴史が古く、最も有力な労組の一つであるCGTの28日発表によると、労働者は来年1月24日、ミレイ大統領の施策に抗議するため全国ストライキに踏み切る。先週ミレイ氏が署名した経済規制緩和を掲げる「違法」な大統領令と闘うため、首都ブエノスアイレスの議会周辺で抗議活動を行う方針だと、労組指導者のエクトル・ダエル氏が演説で表明した。

今回のストは、国家による経済への関与を減らすミレイ氏の計画にとって、これまでで最大の試練となる。また、地元メディアによると、CGTが新大統領の就任後に呼びかけたストとしては過去40年間で最も早いという。政府は27日、予備選挙の廃止や国営企業41社の民営化など、数百の提案を盛り込んだ広範な法案を議会に提出した。

投稿者 宍戸和郎