[ブエノスアイレス 7日 ロイター] – アルゼンチン政府は7日、同国がブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成する新興5カ国(BRICS)への加盟を目指していることについて、中国から正式な支持を得たことを明らかにした。

アルゼンチン外務省によると、カフィエロ外相は、インドネシアで開催された20カ国・地域(G20)外相会議の際に中国の王毅外相と会談。この場で支持が正式に表明されたとしている。

アルゼンチン外務省は「王氏は、アルゼンチンのBRICS加盟への支持を正式に確認した」と説明。加盟が実現すれば「途上国の利益を守るための発言力を強化・拡大できる」と強調した。

アルゼンチンのフェルナンデス大統領は以前、BRICS加盟を望んでいると発言していた。加盟には他のメンバーの賛同が必要。

投稿者 荒尾保一