【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、アルゼンチンのフェルナンデス大統領と両国の国交樹立60周年を祝う書簡を交換した。

昨年11月、英グラスゴーで開催された「グローバル・メタン・プレッジ」発足式で、文大統領に対し親指を立てて笑顔を見せるフェルナンデス大統領(資料写真)=(聯合ニュース)

昨年11月、英グラスゴーで開催された「グローバル・メタン・プレッジ」発足式で、文大統領に対し親指を立てて笑顔を見せるフェルナンデス大統領(資料写真)=(聯合ニュース)

 文大統領は、1962年の国交樹立後、両国が協力関係を発展させ「包括的な協力パートナー関係」に至ったとし、60周年を迎えた今年、両国関係がさらに飛躍し、両国国民間の信頼と友情が深まることを希望すると伝えた。

 フェルナンデス大統領も両国が友好協力関係を発展させてきたことに共感を示すとともに、1965年に韓国からのアルゼンチン移住が始まってから現地の同胞社会がアルゼンチンの発展に貢献したことを高く評価した。また、科学技術分野での協力をはじめ、資源開発、水素生産、南極を巡る協力まで多様な分野で両国の協力が続くことを希望した。

 文大統領が在任中に唯一訪れた南米の国がアルゼンチンだ。2018年に主要20カ国・地域(G20)首脳会議出席のため同国を訪問した。

投稿者 荒尾保一