[ロイター 5日] -アルゼンチンのミレイ大統領が5日、イスラエルとイタリアの歴訪を開始した。

ミレイ氏はユダヤ教に改宗する可能性があると発言しており、最初に訪問するイスラエルには8日まで滞在。ユダヤ教のラビと面会し、エルサレムのユダヤ教名所などを訪れるほか、イスラム組織ハマスによる攻撃に哀悼を示す。7日には、パレスチナ自治区ガザの戦闘を巡り同氏が支持を表明しているネタニヤフ首相と会談する。
イタリアでは12日にローマ教皇フランシスコに謁見するほか、13日にメローニ首相と会談する。財界や宗教界の指導者らとも面会するという。バチカン(ローマ教皇庁)では、アルゼンチン出身の修道女の列聖式にも出席する。
ミレイ氏は昨年12月の就任前、フランシスコ教皇を社会主義者などと批判していたが、その後関係修復を模索し、アルゼンチンに招請した。
投稿者 宍戸和郎