【サンパウロ時事】トヨタ自動車のアルゼンチン法人は23日、サラテ工場(ブエノスアイレス州)の生産能力を、2022年から年産2万7000台引き上げると発表した。同工場で生産している「ハイラックス」と「SW4」(日本名「フォーチュナー」)の需要が南米市場で高まっているためで、500人の新規の直接雇用が見込まれる。

同社は現在、年産14万台体制で両車種を生産し、その8割が中南米23カ国に輸出されている。1997年に操業開始以来、150万台以上を生産し、100万台以上が輸出に振り向けられてきた。今年は過去最高の14万6000台の生産を見込んでいる。

投稿者 荒尾保一