日医工株式会社は、 同社のホームページにおいて、下記の通り、アルゼンチンのエレア社との間で抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤インフリキシマブバイオシミラーの導出契約を締結した旨発表した。

日医工株式会社(本社:富山県、代表取締役社長:田村友一、以下「日医工」)はLaboratorio Elea Phoenix S.A.(本社:アルゼンチン、以下「エレア社」)と、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤インフリキシマブバイオシミラー(以下「本剤」)のアルゼンチン市場における導出契約を締結し、エレア社が、アルゼンチン当局への承認申請を行いましたことをお知らせいたします。エレア社は、バイオシミラー製剤の開発に積極的に取り組んでおり、アルゼンチン市場初となる2つのモノクローナル抗体製剤を上市し、両製剤ともトップシェアを獲得しております。この度、日医工はエレア社との導出契約の下、本剤の早期なるアルゼンチン市場への展開を図ります。なお、エレア社は日本での承認データを基に、アルゼンチン当局へ
の承認申請を完了しており、2021 年中の承認を目指しております。また、本剤の製造は、日医工の米国子会社である SagentPharmaceuticals,Inc.の Raleigh 工場にて行うことを予定しております。

投稿者 荒尾保一

投稿者注 上記製剤は、関節リウマチや潰瘍性大腸炎などに用いられる治療薬「インフリキシマブ」である。