[ブエノスアイレス 3日 ロイター] – アルゼンチン中央銀行が3日発表したアナリスト調査によると、2023年のインフレ率予想は99.9%となり、2月の予想から2.3ポイント上昇した。22年実績の94.8%も上回った。

2月の月間インフレ率予想中央値は6.1%と、前回調査の6%から上昇した。

アルゼンチンでは金融・社会危機が長期化している。また今年の経済成長率は停滞すると予想され、前回示された0.5%上昇から低下した。

ペソの平均名目対ドル相場は、年末までに1ドル=330.47ペソに下落すると予想された。

調査は2月24─28日、40人を対象に実施した。

投稿者荒尾保一