[外務省発表 30日] – 7月4日から7日まで、ラファエル・マリアーノ・グロッシー国際原子力機関(IAEA)事務局長(H.E. Mr. Rafael Mariano Grossi, Director General of the International Atomic Energy Agency)は、外務省賓客として訪日します。
- 日本滞在中、グロッシー事務局長は、林芳正外務大臣等の政府関係者と会談を行うほか、東京電力福島第一原子力発電所等を視察する予定です。
- 我が国は、核不拡散と原子力の平和的利用の促進において重要な役割を担うIAEAの取組を重視しています。我が国は、グロッシー事務局長の取組を最大限支援しつつ、他の加盟国と協力して、IAEAの活動強化に、引き続き取り組んでいきます。
- 今回のグロッシー事務局長による訪日が、日本とIAEAとの一層の関係強化に資することが期待されます。
(参考1)国際原子力機関(IAEA)概要
IAEAは、原子力の平和的利用の推進及び原子力の核兵器への転用防止のための保障措置の実施を任務として1957年7月に設立された国際機関。加盟国は176か国(2023年1月現在)。
(参考2)グロッシー事務局長(略歴)
1985年 | アルゼンチン外務省入省 |
2002年から2007年 | 化学兵器禁止機関(OPCW)官房長 |
2010年から2013年 | IAEA官房長 |
2013年から | 在ウィーン代表部アルゼンチン大使 |
2014年から2015年 | 原子力供給グループ(NSG)議長 |
2019年12月から現在 | IAEA事務局長就任 |
投稿者 宍戸和郎