中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)は、24日、ブエノスアイレスで、首脳会議を開催した。フェルナンデス大統領が議長を務めた。この会議には地域の33か国の代表が出席した。

ブラジルは、ボルソナロ前大統領の時代に、この会議から離脱していたが、ルーラ大統領が就任し、CELACに復帰し、この会議に出席した。

この会議で採択された宣言では、「民主的価値の維持と地域における制度と法の支配の完全かつ無制限のの有効性の確固たるコミットメント」を強調している。

この会議で、ウルグアイのラカジェ・ボウ大統領はCELACを構成する国々の間で自由貿易圏の創設することをを提案した。また、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は、パタゴニアからアラスカに至るクリーンエネルギーのネットワークの構築を提案した。

また、CELACメンバーは、キューバに対する封鎖を終了するよう国連総会に要請することを決した。

投稿者荒尾保一