[ロイター 13日] – アルゼンチンのミレイ政権は、一部の穀物の輸出税を15%に引き上げることを計画している。業界関係者が13日、ロイターに明らかにした。

カプト経済相は前日、国内経済立て直しに向け、一部の輸出品の増税や通貨ペソの切り下げ、歳出削減策を盛り込んだ経済政策を発表した。

アルゼンチンは加工大豆油と大豆ミールの主要輸出国。トウモロコシの輸出も世界第3位で、小麦と牛肉の主要生産国。現在小麦とトウモロコシには12%、大豆には33%、それぞれ輸出税が課せられている。

国内メディアによると、ミレイ政権は議会に法案を提出し、増税を実現する考え。

穀物輸出分野の関係者は国内メディア報道を確認した。また、政府関係者はきょうにも公式発表があるとの見方を示した。

投稿者 宍戸和郎