[ロイター 20日] – アルゼンチンのミレイ大統領は20日、輸出制限の撤廃や規制緩和を盛り込んだ大統領令に署名した。

ミレイ氏はテレビ放送で大統領令について、「最初の一歩にすぎない」と強調。「ひとりひとりが再び自由と自律を持てるようにするのが目的で、今回の措置を手始めに経済成長を妨げてきた山のような規制の撤廃に乗り出す」と述べた。

改革措置には国営企業の民営化計画が含まれているが、ミレイ氏は具体的な企業名には触れなかった。同氏は過去に国営石油会社YPFの民営化を支持すると発言している。

ミレイ氏は10日の大統領就任以来、アルゼンチン経済立て直しのため「ショック療法」を採ると宣言、3桁のインフレ抑制に向けた歳出の大幅カットや通貨ペソの大幅切り下げなどを打ち出している。

首都ブエノスアイレスでは20日、政府の緊縮財政計画に抗議して数千人がデモ行進した。国内貧困率は今年上半期に40%を超えて急上昇した。

投稿者 宍戸和郎